今回は「ビデオカメラで撮った動画をPCに保存してLINEでスマホに送る」簡単な手順を口コミします。
当記事は2019年10月時点で最新のMac向けLINEアプリ(5.19.0)とiPhone向けLINEアプリ(9.16.1)を使用しています。
ビデオカメラはCanonのiVIS HF M41(2011年製)で撮影した動画です。
2020年10月時点で最新のMac向けLINEアプリ(6.3.1)とiPhone向けLINEアプリ(10.16.2)でも動作を確認しましたが、利用環境によってはLINEで再生できないこともあるようです。どうぞご了承ください。
パソコンに保存したビデオカメラの撮影データをLINEで送る方法
私が所有するビデオカメラは撮影データをスマホへ直接転送することができません。
あらかじめ、PCとビデオカメラをケーブルで接続して撮影データ(動画ファイル)をPCにコピーしています。
Macに保存したビデオカメラの撮影データは「AVCHD」という1つのファイルにまとめられていました。
このファイルを選択して「Controlキー」を押しながらクリックし、「パッケージの内容を表示」を選びます。
次にあらわれる「BDMV」ファイルに対しても「パッケージの内容を表示」を選ぶと、
「STREAM」フォルダ内に「***.MTS」という撮影データが登場します。
この撮影データをLINEでシェアするため、PC版LINEを起動します。
PC版LINEを設定していない場合はソフト・アプリをインストールして、アカウントを連携します。
動画を送りたい相手のトーク画面を表示し、撮影データをクリックした状態でトーク画面に移動して指を離します。
すると、撮影データが送信されます。
(送信が始まるまで時間がかかることがあります)
動画の送信が完了したらスマホから確認してみます。
動画の送信が完了したらスマホから確認してみます。
前回は、ビデオカメラで撮影した動画をiPhoneで再生できるようなファイル形式に変換していましたが、そんな面倒なことをしなくてもLINEに撮影データを直接送れば問題なくスマホで見られるのです。
ただし、ファイルサイズは自動的に縮小されるので、画質は劣化します。
LINEで送信した動画をスマホ本体に保存してサイズを確認してみると、960×540にリサイズされていました。
また、ファイル形式は元の「***.MTS」ではなく「***.mp4」に変換されていました。
画質にこだわりたい場合は不向きですが、LINEに直接送るだけでスマホ再生OKの動画に変換できるのはありがたいですね。
ファイルサイズが大きいとNG!PCからLINEに動画を送るときの注意点
スマホで再生可能なファイル形式に自動変換してくれる便利なLINEアプリですが、ファイルサイズが1GBを超える動画はLINEで送信することができません。
ファイルサイズが1GB未満の動画も、LINEアプリからは動画を再生できない場合があります。
私の環境で試した結果ファイルサイズが200MBを超える動画は、動画のファイル形式が変換されず「***.MTS」というファイル名と有効期限が表示された状態で送信されました。
ファイル形式が変換されずそのまま送信されてしまうため、LINEアプリ上で動画を再生することができません。
ファイルをタップするとダウンロードがはじまり、iPhoneの場合は共有画面が自動で表示されました。
このようにファイルサイズが大きい動画はLINEに送信しても見られない場合があるので、私は「Googleフォト」を活用しています。
LINEと同じような手順で、PCから「Googleフォト」にビデオカメラの撮影データを保存(アップロード)することができます。
「Googleフォト」には元の「***.MTS」ファイル形式で保存されますが、iPhoneでも再生できました。
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