当記事はiOS13(2019年9月20日公開)の写真アプリについて紹介しています。
2024年9月17日に登場した最新のiOS18でカメラロールなどアルバムが見つからない場合はこちらの記事をご覧ください。
様変わりして戸惑ったり不安に感じた方もいるのでは?
そこで今回は「iOS13」における標準写真アプリの見た目の変化と注意点をまとめました。
文中のイメージは、「iOS12.1.4」および「iOS13.0」をインストールしたiPhone7Plusを使用しています。また、「iOS13.0」のスクリーンショット(画面キャプチャ)はダークモードを適用しています。
「カメラロール(すべての写真)」は「最近の項目」へ名称変更
写真・ビデオ管理の中枢を担うアルバム「カメラロール」「すべての写真」は、iOS13で「最近の項目」という名称に変わりました。
「iCloud写真」の利用有無にかかわらず、iPhone(iPod touch)の写真と動画はすべて「最近の項目」で管理します。
過去にもiOSアップデートで「カメラロール」が消えたことがあります。
5年前に登場したiOS8で「カメラロール」が「最後に追加した項目」という名称へ変わり、一部の写真・ビデオが表示されなくなる騒動がありました。
だから、iOS13でカメラロールに代わって登場したアルバム「最近の項目」に不安を覚え、アップデート前後で見られなくなった写真やビデオが無いかチェックしました。
その結果、1年以上前に撮った古い写真もすべて表示されることを確認して一安心!
「最近の項目」内の写真・ビデオの並びは、「カメラロール(すべての写真)」と同じ登録順です。
もし、「カメラロール」だけでなく「マイフォトストリーム」も消えてしまったときは標準の設定アプリを確認しましょう。
「iCloud写真」が有効(緑色)になっていると「マイフォトストリーム」の機能を利用することができません。
大きなサムネイルとスマートプレビューで抜群に見やすくなった[写真]タブ
撮影日時順に写真・ビデオを表示する[写真]タブはiOS13で劇的に変化しました。
これまでのiOS12も撮影時刻や撮影地別に3段階の分類表示が可能でしたが、「年別」になるとサムネイルが小さすぎて何が写っているかわかりません。
iOS13では「日別」「月別」「年別」の切り替えがしやすく、スマートプレビュー機能でAIが選ぶベストショットを自動再生するので見やすくなりました。
[写真]タブの「日別」「月別」「年別」はピックアップ表示なので、特定の写真・ビデオが見つからない場合は「すべての写真」に切り替えましょう。
「すべての写真」はアルバム「最近の項目」(元「カメラロール」)を撮影日時順に表示します。
サムネイルの表示サイズを切り替えることもできますよ。
[写真]タブの様変わりは事前予告されていましたが、[アルバム]タブから「カメラロール(すべての写真)」がなくなるなんて思いもよらず。
iOS13では、他にも写真・ビデオの共有メニューやスクリーンショット(キャプチャ画像)のプレビュー表示が一変しました。
「さくっとふぉとらいふ」はiPhoneの写真機能を解説した記事が多いので、操作画面のイメージを差し替えるなど対応に追われています…。