ようやく現像に出した27枚撮りの使い捨てカメラ。
その中に収められたこの青空の写真は、出産直前に撮影したものなんです。
日付は入らなくても大切な思い出。
あの日から2ヶ月以上経ち「今さら」だけど、実生の出産に至るまでをここに綴ります。長編。
下書きのまま1ヶ月以上ほったらかしていたまとまりのない文章ですが、このままお蔵入りさせるのはモッタイナイので~。
では、♪プレイバック、プレイバック♪
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正午近く、北京オリンピック・重量挙げの中継を見ていると、10~15分間隔でお腹の痛みを感じるようになる。
【それまでの鈍い痛みがレベルアップ!これが陣痛だと覚悟を決めましたね。】
1時間ほど様子を見て、病院に電話をかけるも陣痛が5~6分間隔になるまで自宅待機と言われる…。
陣痛の合間に、昼食のサラダうどんを必死にかき込む。
【陣痛用スイーツも頭に浮かんだけど、まずはご飯を食べて力をつけなくちゃと思って。】
病院に電話した直後から陣痛の間隔が5~6分になるも、そのまま1時間耐える。
【ホント、電話してすぐだったのでウソのように思われそうで…(苦笑)
息をするのもツラいくらい痛かった!土下座のような姿勢で必死に呼吸してました。】
病院からOKが出たので、母からタクシーを呼んでもらう。
安産祈願の御守りを握りしめ、いざ病院へ。
タクシーは、それまで私が何度もウォーキングしたルートを走る。
【今日のために頑張って歩いた道だ~。あれだけたくさん歩いて体力付けたんだから頑張れるはず!】
午後2時頃、病院に到着。フラフラしながら、カメラで青空を撮る。病院の前で記念撮影も。
【この日は快晴。病院の前で写真を撮ってと言うと母は「余裕だね…もう、笑わせるよ」と苦笑い。】
病衣に着替えて診察を受ける。
まだ赤ちゃんの出口は1割ほどしか開いていなくて、出産まで約15時間はかかると言われる。
【もう愕然。この激痛が明朝まで続くかと思うと泣きそうになりましたね。…泣いてたかも。】
陣痛室にはもう1人妊婦さんがいて、ご主人と娘様が励ます声が聞こえる。
ベッドに横たわると陣痛の痛みはさらに増し、これまで感じたことの無い苦しみに、何度も悲鳴をあげる。
【助産師さんからゆっくり呼吸するように促されるけど、ムリ!あぁぁぁぁぁぁぁぁ~と叫んでました。】
陣痛室に2人の妊婦の悲痛な声が交互にこだまする。
【もうひとりの妊婦さんの痛がる声が聞こえると次は自分だ…と】
到着から1時間近く経過。
あまりにもツラくて旦那様に泣きのメールを送る。
【今すぐ来て欲しい!と訴えたんだけど、風邪気味なので明日行くとの返答にガックリ。】
痛みに悶えて髪はボサボサ、病衣ははだける。
そんな乱れた姿でフラフラとトイレへ行く。
【泥酔した朝以上に乱れた姿。もう自分の身なりなんて気にしていられな~い。】
トイレの中でも陣痛に襲われ「あ゛~~~~」と悶絶。
ここで破水していたけれど痛みが大きくて気づかず。
【土曜日だったので人も少なく良かった…狼のような雄叫びは病室まで聞こえていたのでは?!】
もう1人の妊婦さんが分娩室へと移動。
その約1時間後に出産の声を耳にする。
【分娩の様子がリアルに聞こえて、付き添いの母は赤ちゃんの産声に感動していたけど、私は自分のことで精一杯。声を出すことすらできない。
陣痛から解放されて羨ましいと思っていましたね。】
診察室へと移動し、内診を受ける。出口は5割ほどの開き具合。
【まだ半分なのか~と思う反面、前の内診から2時間ほどで半分まで進んだし、今日中に産まれるかも!と期待。】
陣痛室に戻る途中、陣痛がやってきて歩けなくなり座り込む。
助産師さんの介助を受けながら陣痛を和らげる呼吸のリズムを教わる。
【それまでの「フーフーフーフー」という短い息づかいは過呼吸になってしまうから「フーーーフーーー」と長く息を吐くようにってね。
まだ「ひ、ひ、ふー」の段階では無いのです。】
30回息をゆっくり吐けば痛みが遠のくことがわかり、頭の中で祈るようにカウントする。
【痛みよどっかいけ~という思いでイッパイ。
分娩室から聞こえるお祝いムードの家族団らんが羨ましい。】
付き添いの母がいてもたってもいられない様子で私の腰をさする。
【家からずっと握りしめていた安産祈願の御守りはもうヘナヘナ。私の心もそんな感じ…。】
助産師さんから陣痛の間隔が2,3分になったら知らせるように言われる。
母に計測してもらうと、すぐに2,3分間隔の陣痛になり、診察室へ移動する。
【たった10メートルほどでも歩くのがホントにツラくて。
助産師さんから「お腹はそんなに下りてきていないのにねぇ」と言われて不安に駆られました。】
出口が9割ほど開いていたので、午後6時、いよいよ分娩室へ移動。
お腹をさすり、愛子2008を励ましながら憧れ?の分娩台に乗る。
【進みが早くてホッ…もう、早く産んで楽になりたい!
もうひとりの妊婦さんと家族が分娩室にまだいたけど追い出されていました。】
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ここでちょっと一休み~。読んでくださってありがとうございます。続きは後ほど。