満腹の午後は残務作業に忙しく、眠気も吹っ飛びました。
産休前の最終出社日…予想外に慌ただしいです。
焦りながら作業していると、あらら~、もう終業1時間前です。
「お仕事中のところスミマセン」
拡声器のアナウンスがフロアに響く。
「…本日を持ちまして、お二人が産休に入られます」
えぇっ!?( ̄△ ̄;)
「…一言ずついただきたいと思います」
ひぃぃっ!!(*0*;)
まさか、こんな場が設けられるとは思っていなかった。
どうしよう、どうしよう、どーしよー!!!
明らかにパニックです。緊張と恥ずかしさで半笑い。
まず、同僚がしっかりと最後の挨拶を述べます。さすがっ!
隣の私は、頭の中で必死に挨拶を考えるも、全くまとまりません。
( ̄~ ̄;) ウーン
拍手の音が耳に入る。次は、私の番だ。
フロアを見渡すと、みんな私を見ている。
「お、お仕事中のところす、スミマセン。」
そんな感じの言葉から始めたように思う。
「約4年間という期間…なにも貢献できませんでしたが、私自身は大きな経験を積むことができました…」
あ、あれ?上手く口がまわらない。
感情が高ぶって声が裏返る。
そして次の瞬間、涙がこぼれた。
(°◇°;) ゲッ…我ながらドン引き。
伝えたい感謝の思いを半分も言えていないのに、泣くなんて~。
もう、その後は何を言ったのか覚えていない。
「スミマセン」を連呼していたような気がする。
な、情けない…(T^T)ウッウッウッ
溢れる涙を止められず、汚い顔のまま「ありがとうございました」とお辞儀をする。
暖かい拍手が胸を突き刺す。
恥ずかしくて顔を上げられない。
お世話になった直属の上司からお花を手渡されたときも、「スミマセン」「ありがとうございます」と言いながら泣き続けた。
( ̄Д ̄;) うぅ…三十路オンナが公衆の面前で泣き顔をさらして、恥ずかしいったらありゃしない。
今でも、なぜあんなに涙が出たのかよくわからない。
「緊張して~」
「何を言っていいのかわからなくて~」
「パニックで~」
必死に弁解したけれど、そのときは、本当に何故なのかわからなかった。
感激はもちろんあった。驚きもあった。
でも、自分の心の半分以上を占めたのは「申し訳ない」だったように思う。
「働いて貢献した」と胸を張って言えるような仕事ぶりではなかったこと。
コミュニケーション不足を痛感していたこと。
反省すべき点がたくさんあるのに、こんなにも暖かく見送られて…正直、心苦しい。
同僚と2人で挨拶にまわったとき、
「臨月まで働いてエライね。頑張ったね。」
と何人かに言われました。
ぜ、全部当てはまらないよ~。
頑張ってないし、偉くもない。そして、臨月じゃない。
でも、みんなニコニコと優しい言葉をかけてくれるから、私も笑顔になる。
自宅に戻り、お花に添えられたメッセージカードを開くと、たくさん書き込まれていて、もうそれを見ただけで涙があふれた。
このメッセージカードは里帰り出産の準備品として持っていこう。
いつの日か“愛子2008”にも見せてあげよう。
本当にお世話になりました。
最後までありがとうございました。
無事に“愛子2008”が生まれたら、すぐに出産報告をしなくちゃね。